ライセンス可能な特許(開放特許)の詳細です。大学特許の利用や大学への技術相談をお考えの企業様等へ技術詳細を紹介します。

開放特許抄録集


・整理番号欄の「印刷用PDF」の文字をクリックすると本抄録のPDF版が入手できます。
・発明者欄の◆をクリックすると、本学の「研究者総覧」から在籍する研究者の情報を検索できます。
また★をクリックすると、本学に在籍する研究者の技術シーズを検索できます。

整理番号:0016 印刷用PDF
特許名称 α−不斉炭素を有するβ−ケト化合物の製造方法
発明者
略歴/業績他 
研究室概要
西口 郁三、 前川 博史、 山本 祥正

利用分野

医薬品、生理活性物質、農薬、情報処理材料

発明の目的 α-不斉炭素を有するβ-ケトエステル類、ニトリル類等の化合物を簡単な操作で効率良く、低コストで安定に製造します。
概要 金属触媒の存在下に、有機溶媒中で、アクリル酸誘導体、ハロゲン化アルキル、及び酸無水物を反応させて、α位の炭素原子が2個の異なるアルキル基で置換されたα-不斉炭素を有するβ-ケト化合物を効率良く安定に製造します。
特徴・効果 従来は、α-不斉炭素を有するβ-ケト化合物の合成には強い塩基触媒を使用してアルキル化反応を繰り返すことが必要であったが、本発明により、ワンポットでかつ効率よく、低コストで安定に製造できます。
発明の詳細・
図面等

【特許請求の範囲】
金属触媒の存在下に、有機溶媒中で次の一般式(1)で表されるアクリル 酸誘導体と;
【化1】 アクリル酸誘導体化学式・・・(1)
(式中、R1は−COOR5又は−CNを表し、R2は水素又は炭素数1〜5の アルキル基を表し、R5はベンジル基を表す)
次の一般式(2)で表されるハロゲン化アルキル;
3X・・・(2)
(式中、R3は炭素数1〜6のアルキル基又はシクロアルキル基を表し、Xは ハロゲン原子を表す)
及び、次の一般式(3)で表される酸無水物、
(R4CO)2O・・・(3)
(式中、R4は炭素数1〜12のアルキル基又はアリール基を表す)
を反応させることを特徴とする、次の一般式(4)で表されるα-不斉炭素を 有するβ-ケト化合物の製造方法。
【化2】 βケト化合物の化学式・・・(4)
(式中、R1〜R4は上記の通り)

【詳細】
前(1)式のアクリル酸誘導体、(2)式のハロゲン化アルキル、(3)の酸無水物を金属触媒の存在下に、有機溶媒中で(1)〜(3)の三種を混合攪拌して反応させます。これにより、所望の位置に置換基を選択的に導入してα-不斉炭素を有するβ-ケト化合物を得ます。 ここで、@金属触媒に、粉末又は細片板状の亜鉛、亜鉛銅合金を、有機溶媒に、DMF、DMAC、スルホランを用います。A(1)のアクリル酸誘導体は、アクリル酸ベンジル、α-エチルアクリル酸ベンジル、α-プロピルアクリル酸ベンジル等、B(2)のハロゲン化アルキルは、ヨウ化メチル,ヨウ化エチル、ヨウ化n-プロピル、ヨウ化イソプロピル、ヨウ化n-ブチル、ヨウ化イソブチル、ヨウ化シクロヘキシル等、C(3)の酸無水物は、無水酢酸、無水プロピオン酸、無水酪酸、無水イソ酪酸、無水吉草酸等です。

化学反応式
ライセンス情報
  • 特許登録番号:第3924621号
  • 登録日:H19年3月9日(2007年)
  • 権利満了日:H36年1月13日(2024年)
  • 実施許諾:可
  • 権利譲渡:否
事業化情報
  • 実施実績:無し
  • 許諾実績:無し
↑PAGE TOP