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開放特許抄録集


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整理番号:0037 印刷用PDF
特許名称 表面に有機物被膜を形成した金属超微粒子の製造方法
発明者
略歴/業績他 
研究室概要
末松 久幸、 新原 皓一、 江 偉華、 中山 忠親、 鈴木 常生、 村井 啓一、 斉藤 祐介

利用分野

小型積層セラミックコンデンサーや、電解コンデンサー代替大容量積層セラミックコンデンサー等の、次世代電子機器用基板部品

発明の目的 従来金属超微粒子の製造には多大のエネルギーが必要であったが、外部加熱装置を用いずに高エネルギー効率で酸化しにくい金属超微粒子を効率良くかつ安価に製造します。
概要 有機物を塗布した金属細線に0.1〜50μsの間パルス電流を通電し、発生した蒸気を不活性気体中で凝結させることによって平均粒径が5〜100nmで表面に有機物被膜を形成した金属超微粒子を製造します。
特徴・効果 外部加熱装置を用いずに耐酸化性に優れた有機物被覆金属超微粒子を高いエネルギー効率で安価に製造できます。併せて、装置の小型化、低コスト化も図れ、有機物の使用量を金属超微粒子の重量の0.2〜1.9倍程度と従来に比べて大幅に抑えることができます。
発明の詳細・
図面等

【特許請求の範囲】
沸点が400℃以下で、常温常圧で液体である有機物を塗布した金属細線に、0.1〜50μsの間パルス電流を通電することにより発生した蒸気を不活性気体中で凝結させることを特徴とする、平均粒径が5〜100nmで表面に有機物被膜を形成した金属超微粒子の製造方法。

【詳細】
不活性ガス供給装置2を備えた密閉可能な反応室3内に、有機物を塗布した金属細線4を保持する電極5を配置し、この電極5にコンデンサー6、及び電源7を接続すると共にギャップスイッチ9を設けます。また、反応室3には生成した金属超微粒子を回収するためのフイルター8が設置されている。
製造装置1を構成する各部材の寸法は任意に選択できますが、好ましくは反応室3の体積を1〜10L程度とすると好適です。
この製造装置1を使用して有機物被覆金属超微粒子を製造するには、反応室3内の電極5に有機物を塗布した金属細線4を保持させて、窒素、ヘリウム、アルゴン等の不活性気体を充填した後にコンデンサー6によりパルス電流を通電し、金属蒸気と有機物蒸気ミストを同時に発生させ、不活性気体中で金属超微粒子を凝結させると表面に有機物被膜を形成した平均粒径が5〜100nm程度の金属超微粒子が作製できます。
特に、有機物として沸点が400℃以下で常温常圧で液体であるオレイン酸、スピンドル油等の鉱物油を使用すると、低粘度導電ペースト用として好適な有機物被覆金属超微粒子の作製が可能となります。

装置の概要
金属超微粒子製造装置の概要図
ライセンス情報
  • 特許登録番号:第4304279号
  • 登録日:H21年5月15日(2009年)
  • 権利満了日:H38年3月24日(2026年)
  • 実施許諾:可
  • 権利譲渡:否
事業化情報
  • 実施実績:無し
  • 許諾実績:無し
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