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開放特許抄録集


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整理番号:0054 印刷用PDF
特許名称 感性状態判別方法及び装置
発明者
略歴/業績他 
研究室概要
中川 匡弘

利用分野

非侵襲型感性計測・処理システムの構築。現代社会におけるストレスの解消装置の他、医療機関等における医療・診療機器等。

発明の目的 特別な計測環境を必要とせずに、人の感性態を定量的、且つ正確に計測できる感性状態判別方法を提供します。
概要 被験者の脳表層の測定部位から血液中の酸化ヘモグロビン濃度又は還元ヘモグロビン濃度を近赤外分光法で時系列的に測定し、その時間的変化のデータから、順列組み合せで選択した複数組のデータをサンプリング周期毎に相互相関係数を演算し、次いで、この演算結果から前記データの相互相関係数の時間的変化のパターンを所定の判別法により解析して被験者の感性状態を定量的に計測します。
特徴・効果 この発明は、感性状態または感性情報(感情及び意志も含む)を定量的に計測して判別する方法で、特に人の「喜怒哀楽」などの感性の状態を脳表層の複数の測定部位における血液中のヘモグロビン濃度の時間的変化を測定し、その測定結果に基づいて感性状態を定量的に判別する方法です。
これにより、被験者の感性状態が定量的に判別できます。
発明の詳細・
図面等

【詳細】
被験者の脳表層の複数の測定部位における血液中の酸化ヘモグロビン濃度及び還元ヘモグロビン濃度の少なくとも一方を、近赤外分光法を利用して測定する測定器を用いて時系列的にそれぞれ測定し、前処理装置及び判定装置により、測定した前記酸化ヘモグロビン濃度の時間的変化のデータ及び前記還元ヘモグロビン濃度の時間的変化のデータの少なくとも一方に基づいて前記被験者の感性状態を判別する感性状態判別方法です。
具体的には「怒り」、「悲しみ」、「喜び」、「リラックス」の4つの状況それぞれを1128組の2つの異なるデータに関して、単位時間毎の相互相関係数の演算を行い、それらの「相互相関係数の時間的変化のパターン」を前処理装置3の記憶手段に保存し、判定条件決定ステップを実行します。
この判定条件ステップでは、リファレンスデータ収集ステップで求めた複数のリファレンスデータから、被験者の感性状態を判別するに必要な判定条件を求めます。
以上で決定した判定条件を、判定装置4に入力後評価用データ収集ステップを実行します。この評価用データ収集ステップでは、所定の状況下(「怒り」、「悲しみ」、「喜び」または「リラックス」状況のいずれかの状況)にある被験者の複数の測定部位毎に酸化ヘモグロビン濃度の時間的変化のデータ及び還元ヘモグロビン濃度の時間的変化のデータをヘモグロビン濃度測定器2により測定し、前処理装置3により、測定したこれら時間的変化のデータから、組み合わせにより選択した複数組の2つの異なるデータに関して、単位時間毎に相互相関係数を演算し、その結果を前処理装置3に記憶します。
次に、定装置4では、評価用データを線形写像Aを用いて4次元ベクトルに線形変換し、これらの成分の大きさが感性の状態に相当する特徴量のレベルとなります。

感性状態判別用計測装置の概略図
感性状態判別用計測装置の概略図
感性状態の測定例
感性状態の測定例〜テレビ放映事例
ライセンス情報
  • 特許登録番号:第4590555号
  • 登録日:H22年9月24日(2010年)
  • 権利満了日:H37年2月28日(2025年)
  • 実施許諾:可
  • 権利譲渡:否
事業化情報
  • 実施実績:無し
  • 許諾実績:無し
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