ライセンス可能な特許(開放特許)の詳細です。大学特許の利用や大学への技術相談をお考えの企業様等へ技術詳細を紹介します。

開放特許抄録集


・整理番号欄の「印刷用PDF」の文字をクリックすると本抄録のPDF版が入手できます。
・発明者欄の◆をクリックすると、本学の「研究者総覧」から在籍する研究者の情報を検索できます。
また★をクリックすると、本学に在籍する研究者の技術シーズを検索できます。

整理番号:0084 印刷用PDF
特許名称 平面伸長粘度測定方法及び平面伸長粘度測定装置
発明者
略歴/業績他 
研究室概要
高橋 勉、 白樫 正高、 河野 稔弘

利用分野

フィルム成形や樹脂押出し(又は射出)成形加工の設計・フィルム、プラスチック、化学繊維、化粧品、シャンプーなど

発明の目的 フィルム成形やブロー成形を行う際に、平面伸張粘度が成形性を左右する重要な要素でもあることから、高粘度及び低粘度の流体について平面伸張粘度を解析するための測定方法とその装置を提供します。
概要 粘度測定対象の流体が入った容器中に、底面部が幅狭の砲弾型ボブを該底面部から押し込んでゆき、このときに前記砲弾型ボブが受ける反力Fを測定し、この反力Fとユーザが入力した各条件とを用いて所定の計算式に基づきコンピュータで演算処理をして解析します。
これにより、高粘度の非ニュートン流体の他、固形状に形成し難い低粘度の非ニュートン流体の平面伸張粘度を解析することができます。
特徴・効果 この測定方法によれば、従来から用いられている回転粘度計が備える昇降機やロードセル等の基本的機械構成をそのまま利用できるので、平面伸張粘度測定装置全体の製造コストの低減を図ることができます。
また、この平面伸張粘度測定装置では、固形状に形成し難い低粘度の非ニュートン流体であっても、容器の収容部に砲弾型ボブを押し込むことにより、当該低粘度流体を側面隙間において平面伸張状態にできるという特徴があります。
発明の詳細・
図面等

【特許請求の範囲】
粘度測定対象の流体が入った容器に、底面部が幅狭の砲弾型ボブを該底面部から押し込んでゆき、このとき前記砲弾型ボブが前記流体から受ける反力を測定する測定ステップと、前記砲弾型ボブの外郭寸法を基に前記流体が前記砲弾型ボブを押し上げる力を算出し、該算出された押し上げ力と、前記反力と、前記砲弾型ボブ及び前記容器の隙間の水平断面積とに基づいて前記隙間内で生じる平面伸張応力を算出する応力算出ステップと、前記砲弾型ボブの外郭寸法と、前記砲弾型ボブの流体内への押し込み速度とを基に算出した前記隙間内での流体速度増加割合で、前記平面伸張応力を除することにより平面伸張粘度を算出する粘度算出ステップとを備えたことを特徴とする平面伸張粘度測定方法。

【詳細】
装置1は、砲弾型ボブ2装着の平面伸張粘度計3と、押し込み手段としての昇降駆動部4と、ベース台5、該ベース台上の容器6とから構成されています。
昇降駆動部4には、棒状のボブ支持部材7が取り付けられており、該支持部材を鉛直方向に上下動させその先端の砲弾型ボブ2を粘度測定対象の流体が入った容器6内に所定の押し込み速度Vで押込みます。このとき、前記ホブに加わる流体の粘性抵抗がそのままロードセル8に反力として加わるのでこの反力を前記ロードセルで測定するとともに、その測定結果をコンピュータ31で所定の算出式により演算処理し非ニュートン流体9の平面伸張粘度を算出します。

測定装置の全体図
平面伸長粘度測定装置の全体図

砲弾ボブ 押込み型流路の拡大図
砲弾ボブ 押込み型流路の拡大図
ライセンス情報
  • 特許登録番号:第4815590号
  • 登録日:H23年9月9日(2011年)
  • 権利満了日:H38年2月28日(2026年)
  • 実施許諾:可
  • 権利譲渡:応談可
事業化情報
  • 実施実績:無し
  • 許諾実績:無し
↑PAGE TOP