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開放特許抄録集


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整理番号:0114 印刷用PDF
特許名称 工業製品の生産支援プログラム
発明者
略歴/業績他 
研究室概要
田辺 郁男

利用分野

工業製品の開発や製品の生産現場に対する作業支援プログラム

発明の目的 品質工学に基づき、最小限の実験やコンピュータ・シミュレーションで工業製品の最適な設計パラメータを求めると共に、生産者の希望条件を満足する最適な設計パラメータを短時間で求めることができるようにします。
概要 工業製品の特性値を調整するための設計パラメータを制御因子とし、その特性値に誤差を生じさせるパラメータを誤差因子として、複数の制御因子それぞれに設定された複数の水準の組み合わせの中から一部の組み合わせに対する特性値を求め、その組み合わせについてコンピュータ上でシミュレーションを行いながら、希望とする諸条件を満す制御因子の水準の組み合わせを抽出します。
特徴・効果 本発明のプログラムを用いると、少数の実験で生産者の希望条件を満足する制御因子の各水準の組み合わせを短時間で選択でき、工業製品の開発や生産を短期かつ低コストで実現できます。換言すると、一番安くできる、一番早くできる、一番精度よく生産できる制御因子の組合せを瞬時に求めることができます。
なお、誤差因子の各水準に度数を設定すれば、誤差因子の値の統計的分布を考慮に入れて、特性値の平均値や標準偏差を高精度で求めることができ、さらに、コンピュータによるシミュレーションで、実際に実験設備を使用して実験を行うことなく、短時間で最適な水準の組み合わせを求めることができます。
発明の詳細・
図面等

【特許請求の範囲】
工業製品の特性値を調整するための設計パラメータを制御因子とし、前記工業製品の前記特性値に誤差を生じさせるパラメータを誤差因子として、複数の前記制御因子のそれぞれに設定された複数の水準の組み合わせの中から選択された一部の組み合わせに対する前記特性値を求める手順(203,303)と、前記一部の組み合わせについて、前記誤差因子による前記特性値の変動を求める手順(203,303)と、前記一部の組み合わせについての前記特性値とその変動から、加法性により前記制御因子の全ての水準の全ての組み合わせについて前記特性値の平均値と標準偏差を求める手順(204,304)と、前記制御因子の全ての水準の全ての組み合わせについて前記特性値の度数分布を求める手順(205,305)と、前記工業製品の受注条件、前記工業製品の生産条件および生産者の希望条件を入力する手順(206,306)と、前記度数分布により、前記希望条件を満足する前記制御因子の水準の組み合わせを抽出する手順(208,308)とをコンピュータに実行させるための工業製品の生産支援プログラム。

【詳細】
例えば、工業製品の設計において、コンピュータ上で設計者が任意に設定可能な設計パラメータを制御因子とし、この制御因子と誤差因子にパラメータを割り当て、複数の制御因子各々に複数の水準を設定し、1つ以上の誤差因子にも各々複数の水準を設定します。(図中201)以降、手順202〜208迄の手順で全ての制御因子の全ての水準の組み合わせから、希望条件を満足する各制御因子の各水準の組み合わせを全て抽出し、それらの抽出した組み合わせ結果を出力します。
なお、手順206では、例えば受注条件は、製品仕様、特性値の許容範囲、価格、納期、受注個数等を、生産条件では、材料費、加工費、生産設備のランニングコスト、工賃、廃棄単価、減価償却費等を、生産者の希望条件では、製品精度、生産コスト、生産速度、良品率等を入力します。

生産支援プログラムの手順
生産支援プログラムのアルゴリズム
ライセンス情報
  • 特許登録番号:第4971074号
  • 登録日:H24年4月13日(2012年)
  • 権利満了日:H39年8月24日(2027年)
  • 実施許諾:可
  • 権利譲渡:可
事業化情報
  • 実施実績:無し
  • 許諾実績:無し
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