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開放特許抄録集


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整理番号:0126 印刷用PDF
特許名称 深絞り加工装置
発明者
略歴/業績他 
研究室概要
田辺 郁男、 須貝 裕之

利用分野

板材の深絞り加工。(特にマグネシウム合金やステンレス鋼の深絞り加工)

発明の目的 板材の深絞り加工で、板材に最適な加熱と冷却を施して限界絞り比を増大させることにより、さらに深い製品の深絞り加工ができるようにするとと併せ、当該製品の板厚の均一性も制御できるようにすることを目的とします。
概要 この深絞り装置は、板材に深絞り加工を施すためのパンチと、ダイスならびに板材の成形部周縁のしわ発生を防止するためのしわ押さえ部と、このしわ押さえ部で保持される板材周縁部を直接加熱する誘導加熱コイルと、該誘導加熱コイルによる板材の加熱量を制御する加熱制御部と、前記パンチで成形される板材の部分を冷却するための冷却手段とによって構成されます。
特徴・効果 本発明は以下の効果があります。
1) 板材を誘導加熱コイルで加熱するため板材の延性が増大し限界絞り比を増大でき、より深い製品の絞り加工が可能となります。
2) また、板材周縁の加熱は誘導加熱コイルによる加熱ですので、加熱効率がも良く加熱エネルギーの減少や、加熱量の変更制御も高速かつ高精度でできます。
3) 加工の進行度合いに応じて誘導加熱コイルの出力制御がきるので、深絞り加工製品の側面部板厚も均一となります。
4) 冷却媒体を板材に直接接触させて気化熱で冷却するので、板材の冷却効率が極めて高い。
5) また、板材の冷却位置の調整がきるので、製品の種類に応じて最適かつパンチ側面部の板材の必要部分をくまなく冷却できます。
発明の詳細・
図面等

【特許請求の範囲】
板材(9)に深絞り加工を施すためのパンチ(2)と、前記パンチ(2)とともに前記板材(9)を成形して深絞り加工を施すためのダイス(3)と、前記板材(9)の成形部周縁のしわ発生を防止するためのしわ押さえ部(4)と、前記しわ押さえ部(4)によって保持される部分の前記板材(9)を直接加熱する誘導加熱コイル(5)と、前記誘導加熱コイル(5)による前記板材(9)の加熱量を制御する加熱制御部(6)と、前記パンチ(2)によって成形される部分の前記板材(9)に冷却媒体を直接接触させて冷却するための冷却手段(21〜23)とを有し、前記加熱制御部(6)は、深絞り加工の開始時の前記誘導加熱コイル(5)の出力を所定の開始時出力とし、加工の進行とともに前記誘導加熱コイル(5)の出力を低減させるものである深絞り加工装置。

【詳細】
プレス装置にパンチ2とダイス3を取り付け、油圧装置によりラムが昇降すると板材9が図のように押し込まれて深絞り加工を行います。この加工中、しわ押さえ部4の下面側に設けた誘導加熱コイル5を加熱制御部6によって板材の成形部全周を電磁誘導で直接的かつ効率的に加熱・制御します。
また、パンチ2の内部には冷却媒体を供給するための通路21が形成され冷却媒体溜22、冷却面調整ノズル23に冷却媒体を供給して深絞り加工中、板材9のパンチ2側面部を冷却するので当該板材の降伏応力を増大させ限界絞り比を増大でき、より深い製品の絞り加工が可能となります。

深絞り加工装置の概略図
深絞り加工装置の概略図
ライセンス情報
  • 特許登録番号:第5011531号
  • 登録日:H24年6月15日(2012年)
  • 権利満了日:H39年1月7日(2027年)
  • 実施許諾:可
  • 権利譲渡:可
事業化情報
  • 実施実績:無し
  • 許諾実績:無し
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