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開放特許抄録集


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整理番号:0146 印刷用PDF
特許名称 研削砥石の製造方法
発明者
略歴/業績他 
研究室概要
南口 誠、 植村 克己

利用分野

機械加工用研削砥石

発明の目的 従来、精密加工用の研削砥石では、切り粉保持機能、自生発刃機能、冷却機能などの諸機能が必要不可欠でしたが、基材表面上にナノロッドを設けることによって前記の各機能を満たし、かつ砥石の目詰まり防止と砥粒の形態制御が容易で工具寿命の長い研削砥石とすることを目的とします。
概要 合金からなる基材を酸化して基材内部に金属酸化物からなる研削材を形成する内部酸化工程と、前記研削材周辺に存在する前記基材の少なくとも一部を研磨することにより除去して前記研削材を基材表面に突出させる研磨工程とにより、従来のように研削材を基材に固着するための結合剤を用いることなく当該研削材を基材に強固に固着します。
特徴・効果 本発明には以下の効果があります。
1)研削材を基材に固着するための結合剤を用いることなく、研削材を基材に強固に固着できますので、工具寿命が長い研削砥石となります。
2)仮に、研削加工時に研削材が損傷した場合でも、再び研磨工程を行うことによって基材中に埋設されている研削材を基材表面に突出させることができるので、より工具寿命を長くできます。
3)さらに、研削剤を直接固着する基材は従来の結合剤に比べて熱伝導率が高い金属から成るため、砥石及び被研削物の熱的損傷を軽減できます。
発明の詳細・
図面等

【特許請求の範囲】
合金からなる基材を酸化して基材内部に金属酸化物からなる研削材を形成する内部酸化工程と、前記研削材周辺に存在する前記基材の少なくとも一部を研磨することにより除去して前記研削材を前記基材表面に突出させる研磨工程とを含むことを特徴とする研削砥石の製造方法。

【詳細】
合金からなる基材と、金属酸化物からなる研削材とを備えた研削砥石で、研削材の一部が前記基材に埋設されたもので、前記合金は、Alを含む2種類以上の金属元素から成り、特にAl2O3からなる金属酸化物が好ましく、これにより硬度および靱性に優れた研削砥石とすることができます。
また、研削材の形状または寸法は、棒状、針状または板状がよく、これにより研削方向によらず、加工痕の幅がほぼ一定な研削砥石となります。
図は、各Al組成を有するNi(Al)合金の内部酸化後のNi(Al)合金の断面SEM像で、
(a)はAlを1mol%含有したNi(Al)合金、
(b)はAlを2.5mol%含有したNi(Al)合金、
(c)はAlを5mol%含有したNi(Al)合金、
(d)はAlを7.5mol%含有したNi(Al)合金、
(e)はAlを10mol%含有したNi(Al)合金をそれぞれの内部酸化後の断面を示しています。

Ni(Al)合金の内部酸化後のNi(Al)合金の断面SEM像
Ni(Al)合金の内部酸化後のNi(Al)合金の断面SEM像
ライセンス情報
  • 特許登録番号:第5076140号
  • 登録日:H24年9月7日(2012年)
  • 権利満了日:H38年12月28日(2026年)
  • 実施許諾:可
  • 権利譲渡:否
事業化情報
  • 実施実績:無し
  • 許諾実績:無し
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