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開放特許抄録集


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整理番号:0191 印刷用PDF
特許名称 重金属イオンを含有する液体から重金属イオンを除去する方法
発明者
略歴/業績他 
研究室概要
井上 泰宣、 齊藤 信雄、 佐藤 一則、 西山 洋、 根岸 和弘

利用分野

光触媒、重金属イオン除去、排水・環境水の浄化、水質汚濁防止等

発明の目的 低コストで効率よく、液体中の重金属イオンを除去できる技術の提供を目的とします。
概要 本発明は、高い光触媒機能を有する酸化セリウム光触媒を使用して、光照射で重金属イオンを酸化または還元により析出させることで、液体中の重金属を除去します。
特徴・効果 本発明で使用する酸化セリウム光触媒は、光照射により液体中に存在する水銀、鉛、カドミウム、ヒ素、銅、マンガン、6価クロム等の人体に有害な重金属イオンを、酸化または還元物として除去する効果を有します。また、この光触媒は、白金等の貴金属を必要とせずに低コストで製造することができます。
そして、本発明による方法は、除去効率が高いため低濃度の重金属イオンも容易に捕集できることから、工場排水等に含まれる有害重金属の除去だけでなく、環境中の低濃度重金属汚染された水質系の浄化等にも有用です。
発明の詳細・
図面等

【特許請求の範囲】
重金属イオンを含有する液体を、(1)酸化セリウムに、(2)カルシウム、ストロンチウム、イットリウム、ランタンからなる群から選択された少なくとも1種の異種元素を、酸化セリウムを基準として0.1〜100モル%添加混合した後に、得られた前駆体を空気中で500〜1400℃の温度に加熱してなる酸化セリウム光触媒、と接触させて光照射することを特徴とする、重金属イオンを含有する液体から重金属イオンを除去する方法。

【詳細】
<酸化セリウム光触媒の製造手順例>
酸化セリウムと、その量に対し0.1〜100モル%の炭酸カルシウム、炭酸ストロンチウム、酸化イットリウム、酸化ランタンのいずれかを混合し、得られた前駆体を空気中で500〜1400℃に加熱します。
<光触媒活性の例>
図は酸化セリウム光触媒の効果を測定したグラフです。ストロンチウムやランタンを添加した酸化セリウム光触媒を鉛イオンを含む水溶液に入れると、鉛イオンは酸化セリウム光触媒に吸着したのち、光照射によって酸化析出しイオン濃度が顕著に減少します。酸化チタン光触媒ではこのような効果は見られません。

図 光照射による鉛イオンの減少効果
図 光照射による鉛イオンの減少効果
ライセンス情報
  • 特許登録番号:第5323218号
  • 登録日:H25年7月26日(2013年)
  • 権利満了日:H39年10月13日(2027年)
  • 実施許諾:可
  • 権利譲渡:否
事業化情報
  • 実施実績:無し
  • 許諾実績:無し
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