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開放特許抄録集


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整理番号:0220 印刷用PDF
特許名称 眠気判定装置
発明者
略歴/業績他 
研究室概要
中川 匡弘、 宮城 大輔、 塚原 金二

利用分野

自動車等車両のドライバーの安全運転システム

発明の目的 従来、車両を運転するドライバーの眼の開き具合や開閉状態の時間の割合に応じて居眠り状態を判定することが行われていましたが、何れも個人差による影響が大きく正確な居眠り状態の判定ができませんでした。
 本発明は、複数の被験者の顔面の撮影画像に基づき統計的に設定された基準フラクタル次元と当該ドライバーのフラクタル次元とに基づき眠気の度合いを正確に判定することを目的とします。
概要 所定間隔で撮影されたドライバーの顔の撮影画像に基づいてドライバーの瞼の開閉状態を時系列で検出し、その変化の特徴をフラクタル次元で瞬き情報として演算します。
 そして、同様の方法で複数の被験者の眠気の度合いに応じて取得され、統計的に設定された基準フラクタル次元と前記ドライバーのフラクタル次元とに基づいて、当該ドライバーの眠気の度合いを判定します。
特徴・効果 本発明によれば、画像処理を用いた簡便なシステムにより、ドライバーの瞼の開閉状態の時系列の変化を示す瞬き情報から演算処理した該ドライバーのフラクタル次元と統計的に設定された基準フラクタル次元とに基づき眠気度合いを判定するので、個人差なく正確にドライバーの眠気を検出できます。
 したがって、この技術は車両の衝突の発生前から衝突発生後までを広く把握できますので、総合的な車両の安全システムとして有効です。
 なお、前記フラクタル次元は、実用性の高い演算を経て算出されますので簡便なシステムで構成できます。
発明の詳細・
図面等

【特許請求の範囲】
所定間隔で撮影されたドライバーの顔を含む撮影画像を取得する画像取得部と、前記撮影画像に基づいて前記ドライバーの瞼を検出する顔検出部と、前記ドライバーの瞼の開閉状態の時系列の変化を示す瞬き情報を演算する瞬き情報演算部と、
前記瞬き情報から、前記瞬き情報の変化の特徴を表すフラクタル次元を演算するフラクタル次元演算部と、複数の被験者の眠気の度合いに応じて取得され、統計的に設定された基準フラクタル次元と前記ドライバーのフラクタル次元とに基づいて、前記ドライバーの眠気の度合いを判定する眠気判定部とを備える眠気判定装置。

【詳細】
 図1は、本発明の眠気判定装置を車両に搭載して総合的な安全システムとして構成した例で、ドライバーモニター9、ブザー7、モニター装置20、ナビゲーション装置30で構成し、これらがブレーキシステム40、衝突判定システム50と連動して警報を発すると共に危険状態を回避します。
 図2は、眠気判定装置10の主な作用を示し、画像取得部11によりドライバーの顔を含む撮影画像を所定間隔で撮影し、この撮影画像に基づき顔検出部12を介してドライバーの瞼の開閉状態を瞬き情報演算部13、フラクタル次元演算部14によって演算処理し、これを複数の被験者の眠気度合いに応じて取得され統計的に設定された基準フラクタル次元Drefと当該ドライバーのフラクタル次元Dとから、眠気判定部15により眠気度合いを判定します。

図1 車両搭載システムの模式ブロック図
図1 車両搭載システムの模式ブロック図
図2 眠気判定装置の模式ブロック図
図2 眠気判定装置の模式ブロック図
ライセンス情報
  • 特許登録番号:第5411653号
  • 登録日:H25年11月15日(2013年)
  • 権利満了日:H41年10月16日(2029年)
  • 実施許諾:可
  • 権利譲渡:否
事業化情報
  • 実施実績:無し
  • 許諾実績:無し
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