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開放特許抄録集


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整理番号:0227 印刷用PDF
特許名称 マグネシウム合金圧延材並びにその製造方法
発明者
略歴/業績他 
研究室概要
鎌土 重晴、 本間 智之、 平井 一樹、 山本 健介

利用分野

自動車部品、及び家電製品等(ノートパソコンやスマートフォン等)のプレス成型用材料又は板材曲げ加工品等の構造用材料。

発明の目的 マグネシウム合金材料は、構造用金属材料の中でもアルミニウムよりも比重が小さく軽量化が容易でかつ比剛性が高い等多くの利点があります。
 本発明は、これをさらに改良して低コストでかつ従来以上に優れた機械的性質を有し、実用性に優れたマグネシウム合金圧延材とすることを目的とします。
概要 アルミニウム、カルシウム及びマンガンを夫々所定量含有させると共に、アルミニウムとカルシウムを約1:1の割合で含有させたマグネシウム合金に所定の圧延加工を行うことで、機械的性質に優れたマグネシウム合金圧延材料を製造します。
特徴・効果 本発明のマグネシウム合金材料は、低コストでかつ従来以上に優れた機械的性質を有するマグネシウム合金押出材料として利用できます。
 さらに、押出加工と同様に塑性加工である圧延加工用として用いる圧延材料においても同様の効果がありますので、軽量でかつ比剛性が高く、かつリサイクル性にも富む等、産業上広範囲な用途に利用可能です。
発明の詳細・
図面等

【特許請求の範囲】
0.5〜3.5質量%のアルミニウム(Al)と、0.5〜3.5質量%のカルシウム(Ca)と、0.30質量%以下のマンガン(Mn)とを含有し、残部がマグネシウム(Mg)及び不可避不純物から成り、前記アルミニウム(Al)と前記カルシウム(Ca)とを0.90〜1.10:1.10〜0.90の割合で含有するマグネシウム合金を、圧下率が40〜60%の範囲で且つ300〜400℃の温度範囲で粗圧延加工し、続いて、前記粗圧延加工より低い圧下率で且つ前記粗圧延加工より低い温度で仕上圧延加工して成ることを特徴とするマグネシウム合金圧延材。

【詳細】
0.5〜3.5質量%のアルミニウム(Al)と、0.5〜3.5質量%のカルシウム(Ca)と、0.05〜0.30質量%以下のマンガン(Mn)とを含有し、残部がマグネシウム(Mg)及び不可避不純物から成り、前記アルミニウム(Al)と前記カルシウム(Ca)とを0.90〜1.10:1.10〜0.90の割合で含有するマグネシウム合金を、圧下率が40〜60%の範囲で且つ300〜400℃の温度範囲で粗圧延加工し、続いて、前記粗圧延加工より低い圧下率で且つ前記粗圧延加工より低い温度で仕上圧延加工することにより優れた機械的性質を有するマグネシウム合金圧延材料が得られます。

本発明によるマグネシウム合金圧延材料の引張特性を示すグラフ
本発明によるマグネシウム合金圧延材料の引張特性を示すグラフ
※ 図の説明
@試料No.AXM050503は、マグネシウム合金圧延材料から採取方向を圧延方向に対し0°、45°、90°として各々採取したグラフ。
A試料No.AXM101003は、(Al)1.0% 、(Ca)1.0%、(Mn)0.3%を含有し、残部がMgと不可避不純物から成り、粗圧延加工前に500℃で24Hr保持後空冷した材料を前記@と同じ条件で採取したグラフ。
ライセンス情報
  • 特許登録番号:第5424391号
  • 登録日:H25年12月6日(2013年)
  • 権利満了日:H41年9月30日(2029年)
  • 実施許諾:可
  • 権利譲渡:否
事業化情報
  • 実施実績:無し
  • 許諾実績:無し
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