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開放特許抄録集


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整理番号:0238 印刷用PDF
特許名称 感性状態判定装置
発明者
略歴/業績他 
研究室概要
中川 匡弘

利用分野

華やかさや好感等、人の感性を定量的に測定し診断する感性工学関連機器

発明の目的 従来、ヒトの感性は脳波信号を基に脳の活動状況を定量的に観測して評価をする感性フラクタル次元解析の手法が用いられていました。
 本発明は観測する脳波信号を減らしても判定精度を低下させることなく被験者の感性状態を判定できるようにすることを目的とします。
概要 感性状態判定装置は、主としてマルチフラクタル次元演算部と、感性状態判定部と、脳波差信号演算部とを備えています。
 そして、被験者の脳の複数の領域から測定した複数の脳波信号からマルチフラクタル次元演算部にて1組以上の2つの異なる前記脳波信号の脳波差信号からマルチフラクタル次元を求めます。なお、前記脳波信号又は脳波差信号は、脳波差信号演算部により被験者の脳の複数の領域から測定した複数の脳波信号から、組み合わせにより選択した複数組の2つの異なる前記脳波信号についてそれぞれ差信号を求め、これら差信号をマルチフラクタル次元演算部に入力して微小時間間隔毎に差信号を求め、この微小時間間隔毎に求めた差信号について感性フラクタル次元解析を行って微小時間間隔毎のマルチフラクタル次元を求めます。
特徴・効果 本発明は、感性マルチフラクタル次元解析法を用いた信号処理と判定処理によって、人間(被験者)の複数種類の感性状態を定量的に評価できます。
発明の詳細・
図面等

【詳細】
感性状態判定装置は、図1に示すように測定部1と、脳波差信号演算部2、マルチフラクタル次元演算部3、感性状態判定部4、状態分離マトリックス決定部7とにより構成します。なお、感性状態判定部4は、記憶部5と判定部6で構成します。
 そして、測定部1からは、被験者の頭部に配置した電極から16チャンネルの脳波信号を脳波差信号演算部2に出力し、該脳波信号から、組み合わせにより選択した複数組の2つの異なる脳波信号についてそれぞれ差信号(120組の差信号)を求め、これら差信号を120組の脳波差信号として出力しこれをマルチフラクタル次元演算部3にて脳波差信号のそれぞれから切り出した信号に基づき、マルチフラクタル次元を求め、次いで感性状態判定部4にて学習用データとなる脳波を予め測定し、時間依存型マルチフラクタル次元推定を行い評価用の脳波のデータに対して定量的に感性の判別を行います。なお、図2は4人の被験者の「華やか」と「質素」の感性出力値の相関係数を示したもので左側の数値は従来手法、右側は本発明で両者の相関係数の比較例を示しています。

図1 感性状態判定装置の概略ブロック図
感性状態判定装置の概略ブロック図
図2 従来手法と本発明との相関係数の比較例
従来手法と本発明との相関係数の比較例
ライセンス情報
  • 特許登録番号:第5448199号
  • 登録日:H26年1月10日(2014年)
  • 権利満了日:H42年2月12日(2030年)
  • 実施許諾:可
  • 権利譲渡:否
事業化情報
  • 実施実績:無し
  • 許諾実績:無し
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