野生動物との共存を目指して

~最先端の工学技術を活かして野生動物と人間が共存するために必要な鳥獣被害対策を支援する~

野生動物管理工学研究室

技術シーズカテゴリー
生態・生物機能工学
キーワード
IOTICT忌避刺激GISGPS鳥獣被害対策バイオロギング被害防除野生動物管理

研究室教職員

山本 麻希

山本 麻希YAMAMOTO Maki

物質生物

准教授

TEL:
0258-47-9442
FAX:
0258-47-9400

専門分野

生態学
野生動物管理学

研究分野

野生鳥獣の自動モニタリングシステム
野生鳥獣の自動追い払いシステム

主要設備

電波受信機
受信用アンテナ
GIS分析用アプリケーション
GPS端末
データロガー(心電図計)
データロガー(流速計、温度計)

得意とする技術

野生動物管理学
野生鳥獣の生態調査
被害防除器具の効果検証
野生鳥獣のストレス計測
野生鳥獣対策についての教育啓蒙活動

産学官連携実績・提案

カワウの漁業被害防除機器の開発
カラスの塒からの追い出しのためのレーザー機器と画像解析装置の開発
野生動物との共生のための動物専用周波携帯を利用したリアルタイムモニタリングシステムの研究

交流を求めたい分野

音響技術
電源装置の小型化
省電力化に関する技術
レーザー出力に関する技術
導電性のある防草シート用素材加工

知的財産等

「有害鳥類の数および停留位置の確定方法及びその確定装置ならびに有害鳥類の防除方法」で特許(特願2009-297779)を取得

メッセージ

野生鳥獣による農産物被害が大きな社会問題となっていますが、中山間地の過疎、高齢化が進み、野生鳥獣被害対策を行うのに必要な労働力が不足しています。先端の工学技術を生かして中山間地の労働不足を補い、野生鳥獣と人間が共存するための技術開発を行っています。

  • 図1 未来の野生鳥獣管理システムについての概要図図1 未来の野生鳥獣管理システムについての概要図
  • 図2 野生動物との共生のための動物専用周波携帯を利用したリアルタイムモニタリングシステム図2 野生動物との共生のための動物専用周波携帯を利用したリアルタイムモニタリングシステム
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