参加者の討論の様子
徳永邦彦先生による基調講演の様子
日本バイオマテリアル学会は、12月9日(金)、10日(土)の2日間、長岡技術科学大学で北陸信越地区におけるバイオマテリアル若手研究者の研究発表と交流の場の提供、学部生や修士・博士課程学生の発表の場の提供を目的とした「第5回北陸信越若手研究発表会」を開催し、65人(内、大学生28人、高専生6人)が参加した。
第5回を迎えた今年度は、参加対象を前回までの北陸地区から北陸信越地区へと拡大し、3件の基調講演を含む36件の発表があった。発表者の28人が学生であったが、発表をテーマ毎に7つのセッションに分けたことで専門性の高い発表と質疑応答が交わされていた。
世話人を務めた大塚雄市准教授(長岡技大)は、この発表会について「バイオマテリアルの分野は,力学・化学・生物学など様々な分野が集まらないと現象が理解出来ず,異分野融合が必然的に必要です.学生さんに,自分の専門を深めつつ異分野との活発な討論を行う必要性が理解されればと思います.」と、土壌構築の大切さを話していた。
(岸本真一)