内部状態を可視化する非破壊センシング技術の創出と社会実装
超音波・非破壊センシング研究室
- 技術シーズカテゴリー
- 計測・シミュレーション
- キーワード
- 超音波サーモメトリ、超音波センシング、ナノインデンテーション、表面・界面の力学特性評価、非破壊評価、プロセスモニタリング、
研究室教職員
井原 郁夫IHARA Ikuo
機械
教授
- TEL:
- 0258-47-9720
- FAX:
- 0258-47-9770
- 研究者詳細
専門分野
1. 工学一般:材料力学
2. 科学技術一般領域:計測工学
3. 機械工学:機械システム
研究分野
1.非破壊材料評価
2.超音波センシングの応用研究
3.ナノインデンテーション応用研究
4.プロセスモニタリング手法の開発
5.表面・薄膜の力学特性評価
6.構造ヘスルモニタリング
主要設備
1.超音波スペクトラム顕微鏡
2.レーザー超音波測定システム
3.ナノインデンテーション試験機
4.赤外線サーモカメラ
5.広帯域空気超音波システム
6.超音波探傷器
7.レーザードップラー変位計測システム
8.AFM、STM
9.波動シミュレーションソフトウエア
得意とする技術
1.高温場の超音波計測
2.内部欠陥検出
3.各種加工プロセスのモニタリング
4.微小物の弾性率や密度の高精度測定
5.リアルタイム超音波計測および信号処理
6.弾性波動シミュレーション
7.表面層、コーティング層、膜材料の定量的力学特性評価
産学官連携実績・提案
最近の主な共同研究テーマ:
1.高温材料・構造物・加工プロセスの非接触・非破壊温度プロファイリング
2.微小領域の力学特性評価(ナノインデンテーションの応用計測)
3.溶接部の非破壊・非接触モニタリング
4.超音波によるアルミダイカストプロセスのモニタリング
5.高温超音波センサーの開発
6.集束空気超音波センサーの開発
7.コーティング薄膜の力学特性評価
交流を求めたい分野
1.超音波応用計測
2.非破壊評価および材料評価
3.インライン計測、プロセスモニタリング
4.新しいセンシング技術の応用
知的財産等
超音波を用いた温度測定方法(特許第5446008号)
表面粗さ評価方法(特許第5256450号)
超音波計測導波棒と超音波計測装置(特許第5201149号)
Ultrasonic measurement waveguide rod andultrasonic measurement instrument(米国特許No.8272270)
超音波を用いた温度測定方法(特許第4843790号)
液面位置検出装置及び液面位置検出方法(特願2013-085096)
超音波探傷導波棒と超音波深傷装置(国際出願PCT/JP2008/070348)
空気超音波センサー及び空気超音波センサーの整合層の形状決定方法(特開2012-54843)
超音波探傷導波棒および超音波プローブ並びにそれを用いた不純物検出方法および界面位置計測方法(特願2008-087861)
膜厚測定方法(特開2006-201040)
金型の制御方法および装置(特開2007-083275)
メッセージ
超音波計測・モニタリング、ナノインデンテーションの新しい展開にチャレンジしています。
お気軽にご相談ください。
本研究室では想像力と好奇心があり、工学を楽しみたい学生を求めます。
実践力、創造力、人間力、国際コミュニケーション力などは不要ですが、努力は必要です。
- 図1 超音波スペクトラム顕微鏡システム
- 図2 ナノインデンテーション試験機:ENT-2100
- 図3 広帯域空気超音波センサー
- 図4 レーザー超音波計測システム