同位体分離/核種分離

放射化学研究室

技術シーズカテゴリー
原子力システム安全
キーワード
核種分離核燃料サイクル同位体濃縮同位体比分析同位体分離微量元素分析プラズマ化学

研究室教職員

鈴木 達也

鈴木 達也SUZUKI Tatsuya

量子・原子力統合 物質生物

教授

TEL:
0258-47-9692
FAX:
0258-47-9692
松本 義伸

松本 義伸MATSUMOTO Yoshinobu

量子・原子力統合

助教

TEL:
0258-47-9881
FAX:
0258-47-9880
立花 優

立花 優TACHIBANA Yu

量子・原子力統合

助教

専門分野

1. エネルギー・原子力工学:原子力学
2. 基礎化学:無機化学、分析化学
3. 化学工学・工業:化学工学

研究分野

1.燃料サイクル、原子力化学工学
2.核・放射化学、同位体科学、アクチノイド化学
3.分離・分析、イオン交換、クロマトグラフィ
4.プラズマ化学

得意とする技術

1.元素分離、核種分離、同位体分離などの分離技術
2.微量元素分析、放射性同位元素の測定技術、同位体比分析等の分析技術
3.分離・分析の前処理に係る化学転換・溶解技術
4.プラズマを用いた分離および分析技術への応用

産学官連携実績・提案

・使用済燃料に含まれる有用核種の利用及び長寿命核種の核変換を考慮した核種分離技術を含む核燃料サイクル
・低レベル放射性廃棄物の処理に係る分離・分析技術開発
・放射性物質の除染・除去

交流を求めたい分野

種々元素の分離・精製および分析に係る技術
同位体分離および分析に係る技術
放射性物質の分離・測定に係る技術

知的財産等

希土類元素の分離法(特開2005-089858)
アクチノイド元素の分離方法(特許第4114076号)
使用済燃料の群別分離方法(特許第4400887号)
15Nの製造方法及びそれを利用した硫酸或いは硫酸カルシウムの製造方法(特許第4359513号)
レゾルシノール誘導体を用いて合成されるクラウンエーテル樹脂およびその合成方法(特許第4570040号)
同位体分離方法、同位体分離装置、および同位体分離手段(特許第4587068号)
亜鉛の同位体分離方法およびその装置(特許第4761805号)

メッセージ

原子力で利用された使用済燃料中には多種多様な元素が含まれており、それら元素の有効利用および核変換による放射性廃棄物処理処分の軽減化を目指して、分離技術を開発してきました。この分離技術は原子力のみならず様々なリサイクル分野でも活用できるものです。また、元素を構成する同位体の分離・濃縮技術にも携わっており、同位体レベルでの分離や濃縮あるいは同位体の利用に興味がある方はぜひ声を掛けていただければと思います。

  • 図1 誘導結合プラズマ質量分析装置(ラジオアイソトープセンター内)図1 誘導結合プラズマ質量分析装置(ラジオアイソトープセンター内)
  • 図2 化学法同位体分離実験装置図2 化学法同位体分離実験装置
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