ヒトを作る技術:iPS細胞とマイクロ加工を用いた安全性・毒性の試験
システム幹細胞工学研究室
- 技術シーズカテゴリー
- 生態・生物機能工学
- キーワード
- 反応拡散、ヒト心筋細胞の作製、ヒトiPS細胞、マイクロ流路、無血清・無フィーダ培養、
研究室教職員
大沼 清OHNUMA Kiyoshi
技術科学イノベーション
物質生物
准教授
- TEL:
- 0258-47-9454
- FAX:
- 0258-47-9454
- 研究者詳細
専門分野
幹細胞工学
研究分野
ヒトの受精卵に近い性質をもつヒト iPS 細胞を,培養液の組成や,マイクロ加工を用いて制御し,ヒトの体ができる様子を培養皿内で観察できる技術を開発しています。
この技術は,医薬品等がヒト胎児に与える影響を網羅的に調べるツール開発につながります。
主要設備
細胞培養
光学顕微鏡
マイクロ流路作製
分子生物実験
得意とする技術
細胞培養
無血清・無フィーダ培養法の開発
生細胞イメージング
マイクロ流路
産学官連携実績・提案
・マイクロ流路を用いた薬剤アッセイ用の細胞培養チャンバー
・ヒトiPS細胞の未分化維持
・分化に適合する素材
・表面処理
交流を求めたい分野
医工学
MEMS
生体適合材料
界面
メッセージ
ヒトiPS細胞は、再生医療やテラーメイド医薬品の開発等への応用が期待されている。生命科学だけでなく、様々
な理工学分野との共同研究を通じて新しい技術の開発を試みたい。
- 図1 ラチェット型のマイクロチャンバー内の神経様の細胞(左)とその運動解析(右)
- 図2 マイクロ流路によるヒトiPS細胞の分化制御