環境に優しい光漂白技術を用いた天然高分子材料の漂白
高分子機能工学研究室
研究室教職員
木村 悟隆KIMURA Noritaka
物質生物
准教授
- TEL:
- 0258-47-9413
- 研究者詳細
専門分野
1. 基礎化学:高分子化学
研究分野
1.新潟県産エゴノリ・アミクサ抽出多糖の分子構造とゲル化能
2.天然多糖を一成分とする高分子ブレンド・コンプレックス・ゲルの調製と構造
3.セルロース誘導体の液晶形成挙動に及ぼす無機塩の添加効果
4.多糖誘導体の計算機による分子設計
5.高分子のガラス転移挙動に関する分子動力学シミュレーション
6.コレステロール基を有する低分子ゲル化剤の合成と液晶・ゲル形成挙動
7.和紙の雪晒し、ネリの機能解析
8.多糖誘導体のナノ構造形成
主要設備
NMR(溶液・固体)
FT-IR*
UV*
蛍光光度計*
時間分解蛍光光度計
示差走査熱量計(DSC)*
回転粘度計*
レオメーター
分析用超遠心機
円二色性分散計
走査型電子顕微鏡
振動密度計*
偏光顕微鏡*
GPC*
コンピュータ(Linux)*
走査型プローブ顕微鏡(SPM)
得意とする技術
1.孤立高分子のキャラクタリゼーション(分子量測定、NMR)
2.固体高分子(ブレンド・コンポジット・コンプレックス)の相構造解析(DSC熱分析他)
3.計算機による分子シミュレーション
4.ゲル・液晶試料のキャラクタリゼーション
5.SPMによるナノ構造解析
産学官連携実績・提案
1.ネリ多糖の機能化
2.多糖ナノ構造の応用
3.漆の機能化/新用途の開発
交流を求めたい分野
1.高分子材料の成形加工
2.ゲルの粘弾性およびテクスチャー測定
3.液晶材料の色調測定
メッセージ
・ 分子構造と材料の機能を常に結びつけて考えています。分子シミュレーションは、そのための有力な手法です。
・ 和紙や漆を始めとする地場産業の振興に材料面から協力したいと思います。
- 図1 バルク状態の高分子のシミュレーション
- 図2 ステロイド系低分子ゲルの電子顕微鏡写真