医学と情報工学の共創により医学と生活を支援する
医療・福祉支援工学研究室
- 技術シーズカテゴリー
- 情報通信
- キーワード
- 医工連携、医療機器評価、感性計測、機械学習、手術手技評価、ストレスモニタリング、製品評価、生体医工学、透析工学、バイタルサインセンシング、
研究室教職員
大岩 孝輔OIWA Kosuke
情報・経営システム
准教授
- TEL:
- 0258-47-9372
- 研究者詳細
専門分野
工学一般/人間工学
研究分野
本研究室では、医学と人間の生活を支援するための技術を生み出すべく、AIやIoT・感性計測技術を利用した「医学を支援する研究」と「人間を支援する研究」を進めています。医学を支援する研究では、感性計測に基づく手術パフォーマンスの定量評価や医療機器の製品評価に関する研究を行っています。人間を支援する研究では、多波長顔画像に基づく遠隔的なバイタルサインセンシングやストレスモニタリングに関する研究を行っています。
主要設備
・マルチスペクトルカメラ
・近赤外線カメラ
・赤外線サーモグラフィカメラ
・心拍間隔計測装置
・血糖値センサー
・数値解析ソフトウェア(Matlab)
・腹腔鏡手術トレーニングボックス
得意とする技術
・生体計測・評価(心拍・血圧・血糖など)
・生体情報分析
・感性情報処理
・感性モデリング
・数理モデリング
・機械学習
・データマイニング
・ソフトコンピューティング
産学官連携実績・提案
・顔面画像を利用した血圧推定における透析治療への応用(自治医科大学・神奈川工科大学・国内医療施設)
・多波長顔画像に基づく非接触バイタルサインセンシング技術の実用化に向けた研究(青山学院大学・防衛大学校)
・外科医の疲労計測による負荷推定モデル確立(自治医科大学・鹿児島大学・早稲田大学)
交流を求めたい分野
・医療機器やリバビリテーション支援機器の開発
・就労者や介護者のストレスモニタリング
・医療データ解析による医療診断や医療支援
・生活者が使用する製品の開発や評価
・生活者に対するバイタルサインモニタリング
・高齢者見守りのための製品やシステムの評価
知的財産等
・ストレス対処様式判定システム、ストレス対処様式判定方法、学習装置、学習方法、コンピュータを被験者のストレス対処様式を判定する手段として機能させるプログラム、コンピュータを被験者の顔面画像の空間的特徴量を学習する手段として機能させるプログラム及び学習済モデル, 特許第6896925号
・血圧推定システム、血圧推定方法、学習装置、学習方法及びプログラム, 特開2022-008806
メッセージ
感性計測技術、機械学習、遠隔センシング技術を駆使して、ストレス・健康モニタリング、製品評価・設計等の研究を行っています。医療器具メーカー、医療団体、生活支援団体・企業等との共同研究に興味を持っています。
- 鏡視下手術シミュレータを用いた手術トレーニングの実験
- マルチスペクトルカメラを用いた多波長顔画像の計測