セラミックや金属の材料づくりから加工まで、技学を実践します!
高温材料研究室
研究室教職員
南口 誠NANKO Makoto
機械
教授
- TEL:
- 0258-47-9709
- FAX:
- 0258-47-9770
- 研究者詳細
郭 妍伶KUO Yen-Ling
機械
助教
- TEL:
- 0258-47-9902
- FAX:
- 0258-47-9770
- 研究者詳細
専門分野
1. 工学一般:材料実験、機能・物性
研究分野
1.耐熱性合金、セラミックスの高温酸化・腐食:化学プラントやボイラ、熱間鍛造の酸化スケール
2.耐熱性合金・セラミックスの焼結(特に放電プラズマ焼結)
3.多孔質材料、金属-セラミックハイブリッド材料の開発と応用、MAX木目セラミックスの製造プロセスと応用
4.アルミドロスのアップサイクル
5.酸化物、金属の熱力学と物質移動
主要設備
プログラム乾燥炉、プログラム箱型大気炉(1600℃)、雰囲気調整可能な管状電気炉(1500℃)、簡易ドロップハンマ、研摩盤、低ひずみ切断機、熱重量測定装置、示差熱分析装置、小型フライス盤、高速度デジタルマイクロスコープ、熱膨張計(1500℃)、ワイヤーソー、サーモグラフィ、粉末凍結乾燥機、ボールミル、万能試験機、パルス通電焼結機、マイクロビッカース硬さ試験機
得意とする技術
1.熱処理、操業における雰囲気制御
2.熱処理雰囲気の酸素分圧測定
3.金属、セラミックスの焼結(特に多孔質材料)と特性評価
4.高温における材料の熱力学安定性評価
産学官連携実績・提案
これまで、数社の中小企業から大企業まで産学連携研究の実績あり。
交流を求めたい分野
1.高温酸化・腐食の実例
2.多孔質の金属やセラミックスの応用:高温フィルターや触媒担体など
3.放電プラズマ焼結の応用技術
4.高温における3D金属プリンターやセラミックス、特に亀裂修復性MAX相セラミックスの応用
5.アルミドロスと耐火物
知的財産等
1. 研削砥石および研削砥石の製造方法 (特願2006-354606)
2. 多孔体及び多孔体の製造方法 (特願2006-229243)
3. 発光素子の封止層、発光素子の封止層の製造方法及び発光素子 (特願2006-274702)
4. Mg合金屑処理方法、MgB2系合金粉末の製造方法、並びにMgB2系合金焼結体若しくはMgB2系合金線材の製造方法 (特願2007-075418)
5. カーボンナノチューブの製造方法及びカーボンナノチューブの製造装置 (特願2006-152975)
メッセージ
機械工学を専攻し、現在の専門は材料の高温物理化学です。それらの経験を生かし、既存の分野1つで解決できない問題に挑戦しています。特に既存の分野に属さない新しい取り組みを行いたい企業との共同研究を望みます。
- 図1 ドロスセラミック
- 図2 放電プラズマ焼結により作製した各種焼結体。セラミックスや金属、複合材料など、何でも固めます!