昨日までの世界にないものを目指して -新しい高分子材料への挑戦-
高分子材料化学研究室
- 技術シーズカテゴリー
- ナノテクノロジー・材料
- キーワード
- アニオン重合、ブタジエン、有機・無機ハイブリッド、
研究室教職員
竹中 克彦TAKENAKA Katsuhiko
物質生物
教授
- TEL:
- 0258-47-9305
- FAX:
- 0258-47-9300
- 研究者詳細
戸田 智之TODA Tomoyuki
物質生物
助教
- TEL:
- 0258-47-9379
- 研究者詳細
専門分野
1. 基礎化学:高分子化学
2. 応用化学:合成化学
3. 工学一般:複合材料
研究分野
新規機能性ポリジエンゴムの開発
シリカ等無機物とのハイブリッド化
新規ジエンモノマー類の精密重合(分子量とミクロ構造制御)
ポリジエン類共重合体の開発
金属錯体による重合制御
主要設備
温度制御付き紫外可視分光光度計(UV-Vis)
赤外吸収分光光度計(FT-IR)
ガス精製装置付きドライボックス
流量計付きエチレン重合用ライン
分析用及び分取用分子量分布測定装置(GPC)
飛行時間型質量分析装置(MALDI-ToF-MS)
ガスクロマトグラフ-質量分析計(GC-MS)
水素炎イオン化検出器付き薄層クロマトグラフ装置(TLC-FID)
示差走査熱量計
小角動的光散乱装置
レオメーター
レオ-イメージング装置
得意とする技術
高分子合成(ラジカル重合、アニオン重合、配位イオン重合)
高分子の分子構造解析
高分子材料の構造解析および熱分析
線形・非線形レオロジー測定の解析、画像解析
産学官連携実績・提案
1.官能基を有するポリジエン類の医用材料への応用
2.結晶性高分子のナノスケールでの構造制御による新規材料の開発
交流を求めたい分野
物性評価と成形加工
ソフトマター全般の力学物性応用
メッセージ
高分子の精密重合とその一次構造の解析、オングストロームからミリメートルの範囲にわたる高次構造の評価、さらにそれらの構造と各種物性との相関を研究しています。また、流動中の構造変化と、それに伴う力学特性の変化を調べています。
- 図1 ゾルーゲル反応を利用して調製したシリカ充填スチレンーブタジエンゴムの断面電顕写真。
- 図2 嫌気下での有機実験用のガス循環精製装置付きグローブボックス
- 図3 完全禁水下での重合に用いる高真空ライン