微生物と酵素の力で持続可能な社会の実現に貢献する!

~新規で有用な生物機能の発見・開発と環境修復や物質生産技術への応用~

環境生物化学研究室

技術シーズカテゴリー
生態・生物機能工学
キーワード
アミノ酸環境汚染物質酵母酵素工学食品開発乳酸菌発酵生産バイオレメディエーションバイオセンサー微生物育種

研究室教職員

高橋 祥司

高橋 祥司TAKAHASHI Shouji

物質生物
環境社会基盤 

教授

TEL:
0258-47-9667
FAX:
0258-47-9667

専門分野

1.生物科学:生化学、微生物学、酵素学
2.農林水産:発酵生産
3.環境工学:環境修復

研究分野

1.新規なアミノ酸代謝酵素の単離と機能・構造解析およびそれらを用いた物質生産・分析技術の開発
2.難分解性有機リン難燃剤の微生物分解機構の解明と微生物分解除去技術の開発
3.D-アミノ酸の発酵生産技術の開発
4.機能性乳酸菌や天然酵母の単離と食品開発

主要設備

微生物培養装置、微生物高密度培養装置(ジャーファーメンター)、高圧蒸気滅菌器、クリーンベンチ、高速冷
却遠心機、位相差蛍光顕鏡、DNA電気泳動装置、DNA増幅装置、DNAシーケンサー、遺伝子導入装置、マイ
クロプレートリーダー、紫外ー可視自記分光光度計、蛍光分光光度計、高速液体クロマトグラフィー(HPLC)
システム、高速タンパク質液体クロマトグラフィ-(FPLC)システム、ガスクロマトグラフィ-システム、ガ
スクロマトグラフィー/質量分析(GC/MS)システム

得意とする技術

・微生物(細菌、乳酸菌、酵母、カビ)の単離・同定 ・微生物培養 ・微生物育種
・組換え酵素やタンパク質の生産 ・遺伝子組換え技術 ・アミノ酸分析 ・有機リン化合物の分析

産学官連携実績・提案

・環境浄化微生物製剤の開発
・タンパク質工学による酵素の機能改変
・酵素を用いた分析技術の開発
・酵素や微生物を用いた物質変換技術の開発
・天然酵母や乳酸菌の単離とそれを利用した食品および飲料の開発
・微生物を用いた未利用バイオマス資源の有用物質への変換

交流を求めたい分野

・食品加工
・製造分野
・環境分野
・化学工学分野
・農林分野

知的財産等

・D-アスパラギン酸に特異的なD-アスパラギン酸酸化酵素をコードする遺伝子(特開2004-321075)
・デンプンからのエタノールの製造方法(特願2002-545187)

メッセージ

新たな微生物及び生物機能の発見や開発に取り組むとともに、生物機能の長所(省エネルギー、高特異性、環
境に優しい)…を生かした分析技術、環境修復技術、環境モニタリング技術、物質変換技出や物質生産技術の開
発を進めています。

  • 図1 含塩素有機リン難燃剤分解菌図1 含塩素有機リン難燃剤分解菌
  • 図2 D-アミノ酸高生産乳酸菌図2 D-アミノ酸高生産乳酸菌
  • 図3 D-アミノ酸酸化酵素の結晶構造図3 D-アミノ酸酸化酵素の結晶構造
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