メガマシン、人、環境よりなるシステムにおける協調・共生を目指して
機械-環境系設計工学研究室
研究室教職員
阿部 雅二朗ABE Masajiro
システム安全、機械
教授
- TEL:
- 0258-47-9721
- FAX:
- 0258-47-9770
- 研究者詳細
横田 和哉YOKOTA Kazuya
機械
助教
- TEL:
- 0258-47-9718
- FAX:
- 0258-47-9770
- 研究者詳細
専門分野
1. 機械工学:産業機械、機械システム、安全設計工学、機械ダイナミクス、トライボロジー、振動・音響
研究分野
1.建設機械工学
2.物流機械工学
3.ヴィークルダイナミクス
4.限界状態設計法
5.機械-環境系設計工学
6.トライボロジー
7.音響工学・音声情報処理
主要設備
1.動的解析用各種実験機器およびシステム(例:図1 )
2.大型油圧サーボ疲労試験機(容量:30ton)
3.大型機械装置実験用レール定盤および反力壁(耐繰返し荷重:50ton)
4. 電動6自由度モーションシステム(可搬質量:500kg)
5.眼球運動計測・解析システム
6.多用途生体情報計測・解析システム
7.三次元CAD・CAE解析システム
8.風環境等解析システム
9. 車輪等−レール間の動的相互作用特性の実験解析システム( 図4 )
10.低温室(−20℃~+5℃) ( 図5 )
11.雪氷の環状せん断(トライボロジー)特性実験解析システム( 図5 )
得意とする技術
1.動的解析(実験、理論)技術
2.下記手法およびそれらのハイブリッド手法に基づくコンピュータシミュレーション技術
◎機構・構造系:有限要素法、マルチボディダイナミクス(例:図2 )
◎土砂、雪氷系等:個別要素法(例:図3 )
3.各種音響解析・音声解析
産学官連携実績・提案
・「建設機械や物流機械およびそれらのシステムの動的解析に関する研究」を多数実施
・防災科学技術研究所雪氷防災研究センターと雪氷のトライボロジー特性の解析に関する研究を共同で実施
交流を求めたい分野
上記の当研究室の得意とする技術を応用、活用できる実機、実システム等
および関連技術、情報、要望
メッセージ
機械とそれを取り巻く人間を含む環境をシステムとしてとらえ、高機能、快適かつ安全で環境と協調・共生しやすい機械を動的解析を基盤に設計、管理運用制御するための工学を、建設機械、物流機械を主対象に探求しています。適用対象の拡大も目指しています。ヒューマンファクタ、トライボロジ-、マネジメント、音響工学といった分野との融合工学へも挑戦しています。シミュレーション技術研究では現場に根ざしたものとなるよう留意し、本学の標榜する技学の推進すなわち「学理構築」と「実践」の不断のフィードバックに努めています。
- 図1 不整地作業機械-人間-環境系のMRシミュレータシステム
(左:実機運転室シミュレータ、右:機械スケールモデル) - 図2 港湾コンテナクレーンの風環境下解析用バーチャルシミュレータ
- 図3 ロータリ除雪の三次元個別要素法(DEM)による動的シミュレ−ション解析モデル
- 図4 車輪等−レール間における動的相互作用特性の実験解析システム
- 図5 雪氷のトライボロジー特性解析用低温室および環状せん断特性実験解析システム