持続可能なナノ材料および薄膜の開発と超微量汚染分析および環境浄化技術の創発

環境ナノ材料研究室

技術シーズカテゴリー
ナノテクノロジー・材料
キーワード
一重項酸素ウィルス除菌空気中の除菌現場分析個体表面分析色素の耐光性タッチテストナノ薄膜試験紙ナノ触媒膜水分析

研究室教職員

高橋 由紀子

高橋 由紀子TAKAHASHI Yukiko

物質生物

准教授

TEL:
0258-47-9657

専門分野

1.環境科学・工学:環境科学・化学
2.工学一般:機能材料
3.基礎化学:分析化学

研究分野

1. ナノ薄膜試験紙 ppbレベルのイオン試験紙の開発
2. タッチテスト 製造現場の微粒子汚染検出法の開発
3. 一重項酸素発生膜 空気中の除菌、表面酸化処理法の開発
4. コアシェルナノ粒子 機能性ナノ顔料、農業廃棄物からの植物顔料の開発
5. 金属有機構造体の量産技術の開発

主要設備

ゼータ電位・粒径測定システム、紫外可視分光光度計、蛍光分光光度計、デジタルマイクロスコープ、瞬間マルチ測光システム、二波長フライングスポットスキャニングデンシトメータ、オープンクリーンベンチ、熱重量/示差熱測定装置

得意とする技術

有機色素ナノ粒子の合成、有機無機ハイブリッドナノ粒子の合成、金属錯体を用いた機能性材料の開発、ナノ粒子の薄膜化技術、超微量イオンの検出および分析技術、微粒子検出技術、固体表面の高感度元素分析、一重項酸素発生技術、活性酸素種の検出技術、金属有機構造体の量産技術

産学官連携実績・提案

規制値レベルでの各種イオン用試験紙の製品化、微粒子汚染検出方法の実用化、製品及び製造ラインでの清浄度保証、摩耗、披露、剥離などの汚染箇所の同定、一重項酸素を活用した除菌、消臭の技術開発、有機樹脂などのソフトな表面改質処理、SDGsに即した顔料の製品化、多孔質材料の量産

交流を求めたい分野

ナノ粒子および薄膜のメーカー側として、印刷業、化学工業、紙製造業など。また製品のユーザーとして、排水管理を行っているすべての製造業や事業所、半導体産業、電子機器、自動車産業、製薬、食品などの清浄度管理が必要な製造業、除菌技術として電気機器および医療機器メーカーなど。

知的財産等

一重項酸素発生膜、一重項酸素を発生する方法(特許第5649407号)
フッ化物イオンの定量法(特許第3500431号)
金属イオンの検出フィルム、その製造方法、及びそれを用いた金属イオン定量方法(特許第4185982号)
固体表面の金属成分を検出する検出材(特願2021-143567)

メッセージ

「ナノ、薄膜、色素」をキーワードに、SDGsに即した、省エネルギー、省資源なナノ材料を創製し、現場で役立つ製品の開発に貢献したいと考えています。

  • 図1 ナノ薄膜試験紙による基準値レベルの検出図1 ナノ薄膜試験紙による基準値レベルの検出
  • 図2 微粒子汚染検出タッチテスト図2 微粒子汚染検出タッチテスト
  • 図3 一重項酸素発生システム図3 一重項酸素発生システム
  • 図4 コアシェル顔料ナノ粒子、玉ねぎ外皮からの黄色顔料図4 コアシェル顔料ナノ粒子、玉ねぎ外皮からの黄色顔料
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