マウス脳や培養細胞を調べると,心の病気のメカニズムが見えてくる
神経機能工学研究室
- 技術シーズカテゴリー
- 生態・生物機能工学
- キーワード
- 細胞間相互作用、ニューロン・シナプス・神経回路、分子・細胞神経科学、
研究室教職員
霜田 靖SHIMODA Yasushi
物質生物
准教授
- TEL:
- 0258-47-9423
- 研究者詳細
専門分野
1. 生物科学:生物化学一般
研究分野
1.動物を用いた脳機能の解析
2.遺伝疾患モデルマウスの解析
3.神経回路形成の分子メカニズムの解明
4.精神・発達障害の原因解明
主要設備
正立型および倒立型蛍光顕微鏡
レーザー共焦点顕微鏡
炭酸ガス培養装置
クリーンベンチ
オートクレーブ
高速遠心機
微量遠心機
小型超遠心機
クリオスタット(凍結ミクロトーム)
得意とする技術
1.神経細胞および動物細胞の培養
2.動物細胞への遺伝子導入
3.組換えタンパク質の発現と精製
4.モノクロナール抗体の作製
5.脳のタンパク質の局在解析
6.膜タンパク質の相互作用解析
産学官連携実績・提案
微量微生物・ウイルスの検出技術の開発
交流を求めたい分野
1.神経細胞への効率的遺伝子導入方法の開発
2.脳組織の切片作製および免疫染色の簡便化・自動化
3.蛍光顕微鏡画像の定量的解析法の開発
4.遺伝子欠損マウスの維持および凍結卵の保存
- 図1 クリオスタットを用いてマウス脳の切片を作製しているところ。
- 図2 マウス脳の記憶に関わる「海馬」と呼ばれる部分を、細胞接着分子(緑色)およびシナプス分子(赤色)を検出する抗体を用いて蛍光染色した。青色は核染色。部分的に緑と赤が重なって黄色に見えることから、細胞接着分子がシナプスに局在していることがわかる。