開放特許抄録集材料関係

整理番号:0019

熱電変換素子

利用分野

温度差利用の熱電変換素子

発明者

  • 武田 雅敏
  • 佐藤 直之

発明の目的

機械的強度、加工性に優れた熱電変換素子で、かつ曲面部への設置も可能で発電効率の高い熱電変換素子です。

概要

薄膜のP型熱電素子と薄膜のN型熱電素子とでなる熱電変換モジュールの両面に、2種類以上の熱伝導率の異なる柔軟性を有したフィルム状基板を設け、前記基板の外面の一部分に熱伝導率の高い材料が位置するように構成します。

特徴・効果

本発明による熱電変換素子は、機械的強度が高く、加工性に優れ大量生産が容易でかつ発電効率が高く、しかも曲面等への設置も可能で設置場所が制限されません。

発明の詳細・図面等

【特許請求の範囲】

温度差を利用して熱を電気に変換する熱電変換素子であって、P型材料からなる薄膜のP型熱電素子とN型材料からなる薄膜のN型熱電素子とで構成された熱電変換モジュールの両面に、2種類以上の熱伝導率の異なる材料で構成された柔軟性を有するフィルム状基板を設け、熱伝導率の高い材料が前記基板の外面の一部分に位置するように構成したことを特徴とする熱電変換素子。

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【詳細】

この熱電変換素子は、温度差を利用して熱を電気に変換する熱電変換素子で、P型材料からなる薄膜のP型熱電素子1とN型材料からなる薄膜のN型熱電素子2とを直列接続となるように成膜し、その両側に電極を成膜して熱電変換モジュールを構成し、その両面に2種類の熱伝導率の異なる材料で構成された柔軟性を有するフィルム状基板を設けたものです。

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熱電変換素子の外観

熱電変換素子の構成

ライセンス情報

特許登録番号
第3981738号
登録日
H19年7月13日(2007年)
権利満了日
R5年12月28日(2024年)
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実施許諾
権利譲渡

事業化情報

実施実績
有り(実施中)
許諾実績
無し

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