材料科学と情報工学を融合させたDXものづくりの推進
環境・プロセスデザイン研究室
- 技術シーズカテゴリー
- ナノテクノロジー・材料
- キーワード
- IoT/スマートファクトリー、エネルギー変換材料、AIを活用したロボット制御、環境浄化技術、セラミックス、デジタルツイン、ナノコンポジット、ナノ秒パルス電源活用、ハイブリッド材料、
研究室教職員
中山 忠親NAKAYAMA Tadachika
技術科学イノベーション
電気電子情報
教授
- TEL:
- 0258-47-9889
- FAX:
- 0258-47-9890
後藤 孝GOTO Takashi
技術科学イノベーション
特任教授
- TEL:
- 0258-47-9884
- FAX:
- 0258-47-9890
- 研究者詳細
専門分野
セラミック,陶磁器(C1103)、ロボット工学(M0205)、放電・高電圧技術(E0103)、電池及びエネルギー変換素子(S0401)
研究分野
本研究室では、ナノコンポジット技術・ナノ秒パルス技術・感圧センシング技術・変動熱源からのエネルギー変換技術などのオンリーワン技術を保有しています。これらの技術を用い、自作のオリジナルな装置を用いた研究を行っています。特に近年では、セラミックスの構造制御技術、AIを援用したロボット制御技術、IoTデバイスを用いた計測制御技術、環境浄化技術などの研究に取り組んでいます。
主要設備
ナノ秒パルス電場を利用した材料合成装置(自作)、熱電変換特性測定装置(自作)、人協働型ロボットとセンサーシステム(自作)、金属3Dプリンター、ナノレベル3Dプリンター、レーザーCVD装置(自作)、ホットプレス、IoTシステム(自作)
得意とする技術
セラミックスおよびハイブリッド材料の内部構造を制御する技術
セラミックスの焼結体の機械的特性・機能性を評価する技術
カメラ、圧力センサーの情報をAIで解析してロボットを制御する技術
独自のIoTデバイスを用いて工場の生産性を向上させる技術
水や大気を浄化する技術
低品位な排熱から発電を行う技術
産学官連携実績・提案
本研究室においては、ハイブリッド材料の製造プロセスなどの分野において社会実装を行った経験を有しています。機械・電気・材料・制御・ITなどの複数の分野を横断した融合研究における企業との共同研究実績も有しています。
交流を求めたい分野
ものづくりにおけるデジタルツインの推進
各種センサーとロボットを融合させたシステムの改善および活用
セラミックスやハイブリッド材料の内部構造制御に関するプロセス改善
IoTデバイスを用いたスマート工場化
200度以下の排熱からの電力回生
知的財産等
気泡発生装置および浮遊選鉱装置(特開2021-137765)、車載発電システム(特開2018-204434)、感圧導電性エラストマーの製造方法(特開2018-111218)、発電回路および発電システム(特開2017-147876)、発電材料、発電素子および発電システム(特開2017-117910)、熱電変換材料および熱電変換素子(特開2014-029950)、熱制御装置および熱制御方法(特開2013-113408)、酸化イットリウム材料、半導体製造装置用部材、及び酸化イットリウム材料の製造方法(特開2012-232897)
メッセージ
本研究室では、セラミックス、電気回路、IT、AI、ロボット制御などの幅広い技術を生かして企業における諸問題を総合的に解決することをご提案しております。また、補助金等の申請においても協働で取り組むことが可能です。
- 画像1 排熱からの発電を利用したIoTデバイスの実証試験
- 画像2 人協働ロボットを用いたセラミックスの研磨試験
- 画像3 ナノ秒パルス電気凝集法による汚水浄化システム
- 画像4 山岳地域の電波伝搬をAIで予測した結果