工学と理学、経験と理論、基本的技術と最新技術を融合させ、現実を直視した現地密着型の研究により、地震に強いレジリエントな社会の実現を目指します

地震工学研究室

技術シーズカテゴリー
インフラストラクチャ―
キーワード
強震動地震学強震動予測災害軽減地震地震工学地震被害調査地震リスク・ハザード耐震設計防災レジリエンス

研究室教職員

池田 隆明

池田 隆明IKEDA Takaaki

環境社会基盤

教授

TEL:
0258-47-9638
志賀 正崇

志賀 正崇SHIGA Masataka

環境社会基盤

助教

TEL:
0258-47-9668

専門分野

防災工学/地震工学/地盤工学/空間情報学

研究分野

1.地震と地震被害の解明
  地震被害調査や文献調査等から地震と被害の実態を解明します
2.強震動予測の高精度化
  地震被害の多くは揺れにより生じます.将来発生する地震の揺れの高精度予測を目指します
3.地域特性を考慮した地震被害予測およびリスク評価
  地震活動度や地盤特性等の地域特性を考慮して防災対策のための被害予測を行います
4.地震時の地盤と構造物の高精度挙動評価
  地震時の地盤や構造物の挙動を数値解析により解明し,防災対策に反映させます
5.3次元都市・地形モデルを用いた地震被害調査手法の高度化
  近年利用が進む3次元モデルを取得・生成・解析することで、被害量の定量的評価を目指します
6.インタラクティブWeb技術を用いた現地調査結果・地盤情報の可視化
  より効果的なアウトリーチを目指して、既存のWeb技術を利用した地震・地盤情報の可視化を行います
7.地盤の内部構造変化を考慮した変形特性の解明
  個別要素法などを用いて地震時地盤の変形特性をミクロな観点から検討していきます

主要設備

速度型微動計、小型UAV、GIS、GPSレシーバー、全天球カメラ、中空ねじりせん断試験装置、3Dプリンター、解析サーバー

得意とする技術

耐震検討・設計、地震被害予測、地震被害対策、地震・地盤関連アセスメント、三次元モデル化、現地調査、地盤試験

産学官連携実績・提案

平成28年度 国土交通省:益城町の市街地復興に向けた安全対策等検討有識者会議
令和元年度・2年度 新潟県:新潟県地震被害想定調査検討委員会
令和6年度 新潟市液状化対策検討に関する技術審査会

交流を求めたい分野

地域環境を考慮した地震防災・災害軽減への取り組み(国内外)、液状化を中心とした地盤災害対策への取り組み、社会インフラ・エネルギー構造物の耐震性能の向上に関する取り組み、地震工学関連技術の実務展開

知的財産等

せん断力抵抗装置
減震構造物
若齢地盤に対する液状化抵抗推定方法

メッセージ

わが国では今後も規模の大きい地震が発生すると考えられます。地震被害は地震時に生じる地震動や対象地域の地盤特性等に影響を受けるため、本研究室ではそれらを考慮した地震災害の軽減に関する研究を行っています。液状化を中心とした地盤防災についても現地調査、室内試験、数値解析から積極的取り組んでいます。また、先進の地震工学技術を海外に展開・適用する活動にも取り組んでいます。

  • 地震被害調査(ライフライン・地盤)地震被害調査(ライフライン・地盤)
  • 地震被害調査(地盤・家屋)地震被害調査(地盤・家屋)
  • 地盤構造の探査(表面波探査)地盤構造の探査(表面波探査)
  • 過去の地形情報の再現過去の地形情報の再現
  • ドローン画像による3Dモデル化ドローン画像による3Dモデル化
  • 個別要素法による液状化対策工法の再現個別要素法による液状化対策工法の再現
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