健康増進やスポーツパフォーマンス向上のための生理機能解析と技術開発~生理学と工学の融合による健康とスポーツの支援
スポーツ生理・情報・工学研究室
- 技術シーズカテゴリー
- 情報通信
- キーワード
- 近赤外分光法(NIRS)、スポーツ生理学、スポーツパフォーマンス、スポーツ工学、体力科学、
研究室教職員

奥島 大OKUSHIMA Dai
情報・経営システム系
准教授
- TEL:
- 0258-47-9823
- 研究者詳細
専門分野
1.工学系以外/保健体育系
2.工学一般/スポーツ工学
3.情報工学一般/情報科学・工学
研究分野
本研究室では、(1)運動中の筋肉における酸素供給と消費の統合的な調節システムの解明、(2)スポーツパフォーマンスの特性理解や、その評価・改善法の解明、および(3)スポーツ・運動をより快適に高い水準で実施できる技術の開発を中心として研究に取り組んでいます。
主要設備
1.生体情報計測システム:呼気ガス測定装置,近赤外線分光装置,筋電図検査装置,心拍・心電図検査装置,血圧検査装置,血管脈波計測装置,超音波画像診断装置,血中乳酸測定装置
2.運動能力測定装置:自転車エルゴメーター(一般向け・競技向け),トレッドミル,スキーエルゴメーター,膝伸展筋力測定装置,光電管式タイム計測器,反応・敏捷・運動認知計測用スマートセンサー,全身・選択反応時間測定装置
3.生体計測用各種機器:ハードウェア制御インターフェース(LabVIEW),近赤外レーザー(785nm),アバランシェフォトダイオード
得意とする技術
1.運動中の各種生理情報の測定および評価
2.競技スポーツのパフォーマンス測定、分析、および評価
3.運動トレーニングの立案、効果測定、および評価
4.運動・スポーツに関わる製品の開発や評価
交流を求めたい分野
・運動による健康の維持増進を支援するサービス・製品の開発・評価
・スポーツパフォーマンスの向上を目的としたサービス・製品の開発・評価
・スポーツパフォーマンスの評価・分析
・安全なスポーツ活動や運動を支援するサービス・製品の開発・評価
メッセージ
近年、競技スポーツや健康増進を目的とした運動の現場では、生体情報をはじめとする多様なデータの取得・活用が一般化しつつあります。しかし、これらの情報を的確に活用するためには、運動・スポーツ時におけるヒトの生理機能や、各競技特有の運動特性を正確に理解することが不可欠です。当研究室では、運動時の生理機能に関する研究および多種多様なスポーツ競技特性の解明を通じて、スポーツを快適かつ高い水準で実現するための技術開発に取り組んでおります。
近赤外時間分解分光装置による測定の概要
近赤外分光装置や呼吸代謝装置を用いた実験の様子