ファインセラミックスの高機能化と高信頼性化
セラミックス構造設計研究室
研究室教職員
田中 諭TANAKA Satoshi
技術科学イノベーション
物質生物
教授
- TEL:
- 0258-47-9337
- 研究者詳細
専門分野
1. 工学一般:機能・物性
研究分野
私たちは、新規セラミックスとセラミックス製造の研究を行っています
1.セラミックス製造プロセスの科学的体系化
粉体、スラリー、成形、焼結、加工、評価の科学を構築します
2.セラミックスの高信頼性化…
粗大欠陥の発生原因とその製造における抑止方法を提案します
3.高磁場による配向セラミックス製造
4.透明結晶配向セラミックス製造法の開発
5.セラミックスの多孔体の構造と特性評価
6.酸化物全固体電池の製造プロセス
主要設備
一軸プレス、ドクターブレード、等方圧プレス(300MPa)、電気炉、熱間等方圧プレス(HIP)、インピーダンスアナライザー、強度試験機、共焦点走査型レーザー顕微鏡、走査型電子顕微鏡、光学顕微鏡、偏光顕微鏡、近赤外顕微鏡、走査型プローブ顕微鏡(E-Sweep)(圧電応答顕微鏡、誘電応答顕微鏡)、粒度分布測定器、比表面積測定装置、レオメータ―、ゼータポテンシャル、粘度計、遠心分離機、フリーズドライヤー、熱重量・示差熱天秤、熱膨張計、超伝導磁石(10テスラ)、マイクロX線コンピュータトモグラフィ(共通)
得意とする技術
配向組織設計、各種セラミックス成形、成形体および焼結体中の欠陥評価および配向評価
産学官連携実績・提案
セラミックス配向組織設計法の応用研究、セラミックス材料の高品質化、製造プロセス改善
交流を求めたい分野
1.セラミックス構造プロセスの最適化
2.粉体処理技術
3.試験装置の設計・製造技術
知的財産等
精密配向多結晶セラミックス焼結体、その製造方法及び製造装置(特開2006-264316)
セラミックス凝集体の粉砕方法及びセラミックス凝集体の粉砕装置(特願2007-030355)
結晶配向セラミックスの製造方法(特願2007-047575)
セラミックス構造体およびその製造方法(特願2007-193668)
配向酸化亜鉛熱電変換材料及びそれを用いた熱電変換デバイス(特願2006-166739)
セラミックスの製造方法及びセラミックスの脱泡装置(特開2007-106008)
メッセージ
セラミックス粉の取り扱い方、成形の仕方、焼結の仕方に関するアドバイスが可能です。トラブル対策はもちろん、新しい形づくりへの挑戦などのアドバイスが出来ます。
- 図1 c軸配向酸化亜鉛
- 図2 X線CTによるセラミックス中の傷の評価