開放特許抄録集電気関係
整理番号:0008
電気放出材料
陰極素子、EL素子、センサー等として使用可能な電子放出材料
発明者
- 斎藤 秀俊
- 大塩 茂夫
- 伊藤 治彦
- 内城 貴則
発明の目的
エネルギー効率が高く、長時間動作可能な電子放出材料を低コストで制作します。
概要
金属酸化物の針状体からなる電子放出材料で、N-H終端を含有するアモルファス或いは微結晶窒化炭素膜で、特に窒化炭素膜の赤外線吸収スペクトルにおけるN-H終端の吸収面積がC-H終端の吸収面積以上の窒化炭素膜を導電性の基材表面に形成します。
特徴・効果
従来の電子放出材料よりもエネルギー効率が高く、長時間動作可能な電子放出材料を低コストで制作します。
発明の詳細・図面等
【特許請求の範囲】
導電性のウイスカー上に設けられたN-H終端を含有するアモルファスないしは微結晶窒化炭素膜を有する電子放出材料。
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【詳細】
電子放出材料としてN-H終端に富むアモルファス或いは微結晶窒化炭素膜を有する材料を使用し、前記N-H終端に富むアモルファス或いは微結晶窒化炭素膜を、各種の導電性を有する材料の表面に形成することによって製造します。また、導電性を有する材料として好適な材料は、銅、ニッケル、クロム、鉄、金、銀、パラジウム、アルミニウム、亜鉛、錫又はチタン等の金属や、これらの金属の合金や、シリコン、ITO(In2O3/SnO2)等の半導体や、導電性樹脂や、グラファイト、ダイヤモンド等の炭素系材料からなる板状体(基板)やウイスカー(針状体)です。
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装置の概要
ライセンス情報
- 特許登録番号
- 第3607947号
- 登録日
- H16年10月22日(2004年)
- 権利満了日
- R2年3月21日(2021年)
- 実施許諾
- 可
- 権利譲渡
- 否
事業化情報
- 実施実績
- 無し
- 許諾実績
- 無し
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