開放特許抄録集環境関係
整理番号:19014
微生物担体及び廃液処理方法
利用分野
微生物担体、メタン発酵処理
発明者
- 幡本 将史
- シッタカーン シッティ
- 山口 隆司
- 渡利 高大
発明の目的
嫌気性処理を促進し、かつ、微生物を安定して保持可能な微生物担体及びこれを用いた廃液処理方法を提供
概要
本発明の一観点に係る実施形態の微生物担体は、基材と、基材に含有された粒子状の導電性物質と、を備えたものである。
また、本発明の他の一観点に係る廃液処理方法は、有機物を含む廃液に、基材と基材に含有された粒子状の導電性物質とを備えた微生物担体を添加する工程と、廃液中の微生物担体量を一定範囲内に維持し、廃液中の前記有機物の分解を促進する工程と、を備えるものである。
特徴・効果
プロピオン酸分解微生物群集の集積したPVA担体である微生物PVA担体が得られる。
本実施例により得られる微生物PVA担体は、メタン生成に大きく関与するメタン生成古細菌を10倍以上、プロテオバクテリア門を2倍以上多く、同時に保持しており、メタン生成速度及びメタン生成量が大きく向上していた。
ライセンス情報
- 特許登録番号
- 特許第7421708号
- 登録日
- 2024年1月17日
- 権利満了日
- 2039年11月1日
- 実施許諾
- 可
- 権利譲渡
- 応談可
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事業化情報
- 実施実績
- 無し
- 許諾実績
- 無し
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