省エネ・低コスト型水処理技術
水圏土壌環境研究室
- 技術シーズカテゴリー
- 環境基盤・エネルギー
- キーワード
- 環境保全技術・環境修復技術、省エネルギー技術、微生物解析、微生物分離、
研究室教職員
山口 隆司YAMAGUCHI Takashi
技術科学イノベーション
環境社会基盤
教授
- TEL:
- 0258-47-9612
- FAX:
- 0258-47-9612
- 研究者詳細
渡利 高大WATARI Takahiro
環境社会基盤
助教
- TEL:
- 0258-47-9642
渡邉 高子WATANABE Takako
技術職員
- TEL:
- 0258-47-9659
- FAX:
- 0258-47-9659
専門分野
1 建築・土木工学:水質工学
研究分野
1.微生物による環境浄化
2.廃水・廃棄物からのメタン・エネルギーの回収技術
3.途上国に適した水処理技術
4.微生物解析・モニタリング技術、新規微生物の分離
主要設備
ガスクロマトグラフィー、液体クロマトグラフィー、細胞分析分取装置(セルソーター)、レーザー顕微鏡、DNA増幅装置、遺伝子解析装置、水質分析装置各種、分子生物学的解析装置各種
得意とする技術
1.排水処理 2.産業排水処理 3.固形性有機廃棄物処理 4.各種嫌気環境中の微生物叢構造の解析及び手法の確立 5.新規嫌気性微生物の分離
産学官連携実績・提案
・インドにおける開発途上国向け下水処理システムの実証実験
・焼酎蒸留粕廃液処理 高温多段型UASBリアクターの実証実験
・生物膜における微生物群の機能解析に関する研究
・次世代水質資源循環のための排水処理技術の開発
・乾式(無加水)メタン発酵装置の実用化に向けた研究
交流を求めたい分野
環境、環境システム、エネルギー、資源、微生物
メッセージ
我々の研究室は、従来の水処理による環境問題のアプローチ方法に加え、最新の分子微生物生態学を駆使した先
端的な水圏土壌環境技術の開発を行い、生命と快適な環境の維持に最も大切である水圏・土壌に関する研究を行
っています。
興味のある方はお気軽に、ご連絡ください。
- 図1 新規リアクターの開発
○排水処理
インドにおける開発途上国向け下水処理システムの実証実験
無曝気・省エネルギー型次世代水資源環境技術に対する温度影響
嫌気性処理水に含まれる溶存メタンのガス化回収
DHSリアクターを用いた下水からのリン回収
○産業廃水処理
AFB-DHSシステムによる染色産業廃水処理システムの開発
高温UASBリアクターにおけるプロピオン酸蓄積回避技術の開発
亜硝酸型硝化/Anammoxによる低コスト型窒素除去プロセスの開発
脱蛋白質天然ゴムラテックス製造廃液の嫌気性処理
○固形性有機廃棄物処理
品廃棄物を対象とした無加水中温メタン発酵法の確立法の確立 - 図2 分子生物学的アプローチと新規技術開発
○各種嫌気環境中の微生物叢構造の解析及び手法の確立
遺伝子を標的とした微生物群集解析
機能遺伝子mRNAを用いた微生物相互関係の解明
微生物を視覚的に検出する高感度FISH法の開発
配列特異的DNA回収手法の開発
嫌気性加水分解機構の解明
○新規嫌気性微生物の分離
嫌気性廃水処理リアクターに存在する未知微生物の網羅的実体解明
廃水処理を担う未培養微生物の分離・培養